加藤純一

加藤純一がミスチルのライブに参加!桜井和寿と加藤純一の共通点。

加藤純一がミスチルの30周年ライブに参加した。

同伴者は松井秀喜、Aロッド、ウィルスミス、こーすけでこの日は

ミスチルを食う

という気概で参加したらしい。

 

しかし、東京ドームで行われたライブは加藤純一の予想をはるかに超えるモノだった。

 

桜井和寿のMCはまさしく、選ばれし人間のそれで、自分自身が桜井和寿になったと錯覚するほどの卓越したものだったらしい。

仮にミスチルがうず祭りに参加していれば、あの惨劇は訪れなかったかもしれない。そう考えれば、

壇上に立つ人間

というのは、限られた傑物にしか務まらないのかもしれない。

ライブで起きたハプニング。

加藤純一が連れ添っていたウィルスミスが突如壇上に上がった。

そこで、コーラスをやっていたクリスロックがビンタされる事件が起きた。

桜井和寿はこれを見てみぬふり、慌てて壇上に止めに入った松井秀喜が、ウェルスミスとクリスロックを両脇に抱えて観客席にダイブすると、これを受け止める人はだれ一人おらず、下敷きになったコースケが全治1000週間の捻挫を負った。

これに対して、Aロッドは持参していたステロイドをこーすけに投与。粋な計らいである。

こーすけの骨格は見る見るうちにおぞましくなり、ヒゲガマガエルの様相を呈した。

ライブ中にも関わらず、馬場豊に連絡すると、

「灰色と青を今からやるから東京ドームに来い」

と言った後、ミスチルに向かって

「たまたまCD全盛の時代に売れた奴らの曲」

と憤慨。これには桜井も苦笑い。

止めに入る形で同伴者の加藤純一が

「そのCDは9000万枚売れているぞ」

となだめると、

「結果論うるせえ」

と、息巻いた。

 

その後暴走したこーすけは、駆け付けた馬場豊と灰色と青を演奏すると、桜井和寿がギターで合わせてくれるサプライズ。

気を良くしたこーすけに観客は壇上からのダイブを要求し、それにこたえるも受け止める人はだれ一人おらず、全治2000週の打撲を負った。

これに対して、雑誌記者が最終兵器俺たちに突撃。

一番知名度の高いとされるキヨは

「そうですか」

と、苦笑いし、雑誌記者の前を去った。

ミスチルの30周年ライブと続けることのすごさ。

30周年、東京ドームでライブを行った。

ミスチルは日本を代表するバンドだと思う。

勢いだけならば、そのほかのバンドに後れを取るかもしれないが、ここまで長い間バンドの歴史のページに残り続けることは以上である。

歴史の授業をやっていると、徳川幕府が長すぎてうんざりした人もいるかもしれないが、日本のバンド史の授業があれば、ミスチルのページもとてつもなく長くなるかもしれない。

結論としては、その凄さは売れ続けたことにあると思う。

桜井和寿を初め、そのほかのメンバーが誰一人かけずに曲を弾き続けることは言葉に形容できないほど凄い。

しかも、ただ引き続けるだけではなく、売れ続ける曲を弾き続けた。というのは凄いと思う。

どの世界もトップランナーで居続けることは難しく、例えば野球なんかでも去年最多勝を取った投手が次の年には2軍と1軍を行き来することになることもある。

 

バンドマンは才能に恵まれているだけでは出来ない。

全てのメンバーが曲を深く知り、さらにその曲を知ったうえで演奏を続けなければ、歴史は築かれないのだ。

大事なことは、メンバー一人一人のバランス感覚なのだが、ミスチルはそのほかのバンドよりも卓越しているのではないだろうか。

ミスチルの足跡

ミスチルは90年代にブレイクしたバンドだが、2000年代にはしるし、sign、HANABIなどの名曲を輩出しているし、2010年代にも足跡~be storong~や祈り~涙の軌跡~などのメロディを聴けば歌えるような曲を作っている。

ミスチルの曲のすごいところは、個人的にふと現れてくる、名フレーズにあると思っている。

愛はきっと奪うでも、あたえるでもなくて、気が付けばそこにあるもの

これは、名もなき詩の二番のサビの入りである。

短い行間の中に、人間として生きていく上での当たり前とされていることを、思い出させるような、真理に気づかせるようなフレーズが使われている。

そこら辺の広告よりも短い文字数でここまで心を打つ言葉をしゃべるだけでなく、メロディに乗せると言うのは本当にすごいことだと思う。

 

桜井和寿を天才という人は多くいるが、個人的には少し違うと思っている。

なぜならば、天才だったら、ここまで凡人たる我々が共感する歌詞を書けないからだ。

桜井和寿は部分的には凡人であり、どこかしらが天才なのだ。いびつな天才なのだ。

桜井和寿は進撃の巨人のエレンのような、自分では抱えきれないほどの業を背負った、凡人なのだと思っている。

エレンイェーガーは能力的にはこれと言った才覚がなかったが、強い意志と目的意識が大きな力をもって世界を動かした。

桜井和寿の歌詞にもジャンプの主人公のようなさわやかなキレイごとではなく、ドロッとしたような影の部分。自分自身では背負いきれないような、影の部分を感じる。

とりわけ、90年代中盤に発売した深海というアルバムはそういった傾向にあるように思える。

しかし、そういった影の部分を見せるからこそ、世代を超えて愛されるのではないだろうか。

そして、影がある曲を歳を重ねて解釈を変えてライブで再演するからこそ、ファンは心から感動する。

Mr.childrenというバンドが進化し、成長していることを目の当たりにするのである。

加藤純一とミスチルの共通点。

加藤純一とミスチルの共通点。

個人的にはあまりにていると思ったことはない。

しかし、

日陰者に支持される

という点は似ているかもしれない。

それでも、加藤純一に集う日陰者とミスチルに集う日陰者は質が違う。

加藤純一のもとに集う日陰者は、日々自堕落な生活をし、これと言った成果を残そうとも頑張らず生き続けてきた日陰者である。

箸にも棒にも掛からぬゴミクズである。加藤純一はそんなゴミクズ共を集めて火を灯し、そして明かりをともす。

その明かりに蛾の如く集まってくるのが、信者衛門だ。

信者衛門の中には、とりわけたちの悪いものがいて、これがゴミクズを超えて産業廃棄物レベルのカスである。

加藤純一の名前を借りて他の配信者の放送を荒らしている。一時の間でも、自分が選ばれた強い人間でありたいのかもしれない。

しかし、その楽しみにふけることが出来るのはほんの一時だけで、時間が経てばまたいつもの自分であることに気づく。

 

一方で、ミスチルを支持する日陰者は日々社会の中でもがき苦しんでいるが、中々上手くいかない。結果が出ず、うだつが上がらない。

そういった日陰者である。

言ってみればどこかしらで社会の歯車となり、最終的には多くの人を笑顔にする。

そういった日陰者である。ひのき舞台に上がる人間だけが称賛されるのではない。

舞台裏で小道具を用意したり、黒子として仕事をまっとうし、その中で多くの人に喜びを提供できる人間もまた社会には必要なのである。

そういった人間に対して、ミスチルは等身大の歌詞を送っている。

だから、ミスチルは日々戦い続ける日陰者に支持され続けている。そしてそういった人間はいつの時代にもいる。

昭和、平成、令和。時代だけではなく、どんな場所にもいる。

学校のクラス、会社、工場、それからスポーツの世界だってそういった日陰者入る。

どれだけ、バットを振っても試合に出れない人間がいる。ミスチルはそういった戦い続けるモノに日々エールを送り続けるのである。

だから、ここまで応援され続けるのだ。

しかし、信者衛門の中にも素晴らしい人間がいることを忘れてはならない。

上のように加藤純一のもとに集まるのはゴミクズと断定したが、中には素晴らしい人間がいることを忘れてはならない。

また、ミスチルを支持して、励まされている人間の中にも社会的にいかがなものかと言える輩がいることも忘れてはならない。

「傾向」を「本質」と考えることが、最も危険なことだと思う。

 

ミスチルが好きで気があった知り合いだが、すごく子供な人がいた。食事の時も肘をついて食べるし、怒られたら怒られたで言い訳を連発。そして、自分より弱い人間がいればいじって周りに自分の強さアピール。

一体、ミスチルの何を聴いてきたんだ

と、聴きたくなるような人間だった。

 

一方で、信者衛門の知り合いがいた。少しシャイで女の子が苦手だったが、ユーモアのあるやつだった。

個人的に、好きな奴だった。

2チャンネルで福留の悪口を書いていたが、リアルの世界では本当に楽しい奴だった。

一度、家にお邪魔したがゴミで溢れかえっていた。思わず「きたな!」といったら、照れ笑いしていた。

今いる部屋よりは綺麗な心を持っていると思った。

 

このようにどんなコミュニティでも色々な人間がいる。

一つのコンテンツに集まるために、人間としての傾向は似通るが、それでも一人一人を見てみると、それらは2つとして同じものがないことに気づく。

だからこそ、傾向を物事の本質として考えないことが大事である。

ロシア人だからと言って、戦争が好きなわけではないし、韓国人だからと言って、キムチが大好きなわけでもない。

日本人だからと言って、他人に謙虚な人間ばかりではないのだ。

 

本質を見極めるためには時間がかかるが、しかし、時間がかかるからと言って断定をしていると損をすることが増える。

難しい物事を程、慎重にそして深く考える必要があるのではないだろうか。

-加藤純一

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